仕事のパートナーIよりの電話から始まった。
実は、Iは先々週くらいから、知り合いの人の現場に頼まれて、ヘルプとして入って
いるのですが、「場合によっては来てもらうかも」とは聞いていたのですが、とうとう
その「場合」が来てしまいました。すでにリリース日前日。客先のサーバルームで
動かないプログラムを前に呆然とする客。
みたいな状況だそうです。
正直、いやです。出来れば行きたくないです。自分の社員の不始末なら仕方あり
ませんが、ねぇ…。しかし、そんなことを言ってもいられません。しぶしぶ
行きました。日曜日の夜に。旅行の後ゆったりではなく、そのままの格好で、火を噴く
現場へ。
日曜、夜~月曜14時くらいまでで終わらず、翌日の火曜日も。そしてそのまま
水曜の昼まで。月曜の夜は、教育事業部としてやってもらっている方の兄が
亡くなられた為、通夜に行く為ぬけまして、実質日曜から水曜の昼までで、寝たの
は、5時間程度。2月までもけっこうな働きっぷりだったが、今回はそれ以上だ!
実は今回は、ExcelのVBAということで、しかも「力仕事で手数が欲しい」とのこと
だったので、助っ人だしめんどくさいだけで、楽かと思いきや、やはり現実は
厳しいぜ!はぁ~…
確かに力仕事と言えば、力仕事だった。(過去形だが、まだ終わってない)
まず、無意味にでかい。そして、統一感の無い変数名。はっきりしない仕様。
そして作業を自然に妨害する、プログラマ。これが一番効いた。
女性なのだが、2年目というか3年目になるところだそうなので、仕方
ないかなとは思うが…
1.自分が仕様を聞いて書いて作ったはずなのに、仕様を知らない。しかも捏造する。
2.非効率なロジックにこだわる。
3.Aという箇所を修正してる最中に、別のBという箇所を修正し始める。
4.修正した結果をテストも実行もコンパイルもせずに、しかも途中で
テスト環境に乗せる。
5.ほかの人が修正して検証した、ソース(ブック)をローカルなソース(ブック)、
で上書きして作業を後戻りさせる。
6.寝る。もしくは、寝ろと言っても寝ない。
と、数々のすばらしい必殺技を持っている。
このプロジェクトは4人ほどがメンバだそうだが、この連中は、「仕事」に対して
の「結果」「責任感」「金銭」「時間」について、まったく考えて無いのではないか
と思わせる実にスバラシィメンバです。頑張っているのは頑張っている
(連日の徹夜作業)のだが、その結果が伴わない。
どれもこれも似たり寄ったりで、よくもこんな無責任な連中にやらせたなと
しみじみ思うようなすばらしい現場です。
しかし、まだ終わっていない。リリース日はじりじり延期されているが。
まだ、この連中と作業するのかと思うと気が滅入る。しかも、別に契約してないから
へたすりゃ、無料奉仕だし。
う~ん…いろいろ考えさせられるねぇ。
(書いてるうちに嫌になってきたので、ここで切上!)